甲状腺未分化癌

甲状腺未分化癌

病気の特徴

未分化癌は、甲状腺癌の1%程度に見られるまれな癌です。長年にわたってすでに存在していた乳頭癌や濾胞癌の性質が突然変わって、未分化癌に転化すると言われています。年配の方に多く、突然甲状腺の腫瘤が急速に大きくなってきた、ということを訴えて来られる患者様が多いようです。しばしば痛み、呼吸困難、かすれ声などを伴うこともあります。

乳頭癌や濾胞癌とは違い、未分化癌は非常に進行が早く、診断がついてから1年以上の生存は少ない病気です。

診断

超音波検査、腫瘍に針を刺して細胞を採取する検査(細胞診・針生検)によって、診断します。

治療

手術、化学療法、放射線を組み合わせた集学的治療、また分子標的薬という新しい薬による治療を行います。当院でもこうした治療を行うことで元気に過ごされている方が何人もいらっしゃいます。非常に治療の難しい癌ですが、希望を失わず治療に臨むことをお勧めいたします。

病気について