2014.04.02

甲状腺微小癌非手術経過観察が韓国KBSテレビで放映

当院では21年前から低危険度の甲状腺微小乳頭癌の患者さんには、1.直ちに手術する、2.直ちに手術を行うのではなく、しばらく経過をみて、増大・進行すれば手術を行うという2つの選択肢を患者さんに説明して選択していただいてきました。当院での経験から、1cm以下の低危険度の微小癌では、10年経過を見ても、増大・進行するのは10%以下であること、少し大きくなった時点で手術をしてもその後の再発は無く、手遅れにはならないだろうということが分かってきました。
甲状腺微小癌に対する非手術経過観察について、先日韓国KBSテレビの取材があり、4月2日に韓国KBS1で放映されました。現在、韓国を含め、日本以外の多くの国では微小癌患者は外科的切除術を受けています。しかし、全ての微小癌患者に手術をするのが本当に最善であるのか、反省の時機になりつつあります。アメリカ内分泌学会のホームページにも同じ趣旨の記事が最近掲載されました。

院長 宮内 昭

アメリカ内分泌学会のホームページ

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写真:韓国KBSテレビの取材を受ける宮内院長

隈病院ニュース