2011.09.26

隈病院で神戸甲状腺シンポジウム2011が開催されました

平成23年8月28日〜9月1日横浜市にて万国外科学会、国際内分泌外科学会が開催されました。3月11日に発生した東日本大震災・大津波およびそれに引き続いて起こった福島第一原発事故のため、一時は開催が危ぶまれました。しかし、出席者が若干減ったものの学会は無事に開催されました。国際内分泌外科学会の有力な先生達からこの学会に引き続いて神戸においてサテライトシンポジウムを開催するように要請を受けていたので、神戸甲状腺シンポジウム2011を企画いたしました。しかし、横浜と神戸ではかなりの距離があること、さらに大震災と原発事故の影響もあり、参加者が少ないのではないかと危惧していました。さらに、追い打ちをかけるように台風12号の接近がありました。しかしながら、外国(米国、オーストラリア、韓国、台湾、香港、インド、セルビア、スウェーデンの8か国)から世界をリードする高名な内分泌外科医16名とご家族13名、日本の内分泌外科のリーダー6名とそのご家族4名が参加され、隈病院から医師18名、事務局7名が参加し、合計64名の参加となりました。参加者には国際内分泌外科学会の以前の会長Akerstrom教授、前会長Delbridge教授、現会長Udelsman教授、事務局長Thompson教授、オーストラリア外科学会の前会長Gough教授、韓国甲状腺学会の元会長Park教授とSoh教授、セルビア外科学会の重鎮Dzodic教授など錚々たるメンバーが含まれています。台風の影響を辛うじて免れて9月2日神戸に集合し、隈病院にて神戸甲状腺シンポジウム2011が開催されました。これに先立って、隈病院の概略を参加の皆様に紹介し、院内を一覧して頂きました。隈病院が患者様中心の高水準でシステマティックな診療体系を形成していることに参加者の皆様から多くの賞賛の言葉を頂きました。シンポジウムのテーマは「各国の内分泌外科診療における経済的社会的制度的背景の相違」でした。熱心な討議があり、国によって多くの事柄が著しく異なることが改めて明らかになりました。シンポジウムのあと、引き続き当院職員食堂にてウエルカムパーティとなりました。たまたまこの日はDelbridge教授とスエーデンのGimm先生の誕生日であったので、サプライズとして両先生の誕生祝いを行ったことも楽しいイベントとなりました。
翌日は、親睦を深めるため淡路島・鳴門方面への小旅行を企画していましたが、台風12号のため急遽計画を変更して、県立美術館、モザイクでの昼食会、人と防災未来センター、白鶴酒造記念館見学とし、夜は神戸の一流中華料理店東天閣にて懇親を深めました。台風のためごく一部の参加者は日程の変更を余儀なくされましたが、ほとんどの先生は予定どおり無事に帰国されました。
このように多数の超一流の内分泌外科医が神戸にまで来てくださったことは、隈病院が一度見に行ってみたい病院と位置づけられていること、隈病院の診療レベル・学問的レベルが高く評価されていることを示しており、大変誇らしいことです。

院長 宮内昭

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神戸甲状腺シンポジウムで熱心な討議


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隈病院を案内する福島医師


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隈病院屋上庭園で説明する宮内院長


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県立美術館での集合写真

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