2018.11.08

第55回Oncology Weekで特別講演

2018年10月31日〜11月3日にセルビア、ベオグラードで開催された第55回Oncology Weekにて当院院長宮内 昭が特別講演「甲状腺癌手術における反回神経の温存と再建」を行いました。甲状腺癌はしばしば反回神経に浸潤します。神経が麻痺していない場合は、当院では可能な限り神経の温存に努めています。すでに麻痺している場合には切除し、種々の手技で反回神経を再建します。反回神経を再建すると声帯の動きは回復しませんが、声帯の萎縮が回復し、音声もほぼ正常近くまで回復します。当院では日常的に当たり前に行ってる手術ですが、座長の先生が聴衆に聞いたところ、このような再建を知っていたのは10%以下でした。この講演によって再建術が広まることは東ヨーロッパの甲状腺癌の患者さんにとって大変良いことです。また、宮内院長は甲状腺癌のセッションで座長を務め、今回の会長のDzodic教授の病院で手術を見学しました。

Dzodic教授(中央)と宮内院長(右から二人目)、シンガポールのRajeev教授、韓国のSoh教授、インドのChand助教授。Dzodic教授の病院執務室にて。

Dzodic教授(中央)と宮内院長(右から二人目)、シンガポールのRajeev教授、韓国のSoh教授、インドのChand助教授。Dzodic教授の病院執務室にて。

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