2018.12.04

第61回日本甲状腺学会学術集会学会報告

2018年11月22日~24日に埼玉県川越市で開催された第61回日本甲状腺学会学術集会に隈病院の多数の医師が参加しました。シンポジウムでは、深田修司医師が「成人における甲状腺ホルモン合成障害」について、西原永潤医師が「非自己免疫性甲状腺機能亢進症のTSHR遺伝子異常」について、そして、小田瞳医師が「低リスク甲状腺微小乳頭癌の当院における取り扱いについて」の講演を行いました。中村浩淑医師は、ランチョンセミナーで「バセドウ病の診断と治療ポイントとピットフォール」について講演を行いました。口演発表では、伊藤充医師が「バセドウ病アイソトープ治療後レボチロキシン内服患者における血清甲状腺ホルモンのバランス」について、また、川崎元樹医師が「橋本病患者における甲状腺ホルモンバランスの検討」について発表しました。この2演題については高得点演題(7演題)に選ばれました。深田修司医師は「TSH受容体(TSHR)遺伝子に胚細胞性変異を伴わない持続するTRAb陰性の甲状腺中毒症の診断」について、工藤工医師は、「甲状腺微小乳頭癌の経過観察には腫瘍最大径の測定で充分である」について、笠原俊彦医師は、「Dexamethasoneによるバセドウ病術前短期コントロールの後方視的検討」について、吉岡和佳医師は、「TgAb・TPOAb陽性患者における妊娠中LT4補充率の検討」について、中村友彦医師は、「甲状腺中毒症の鑑別における超音波血流評価についての検討」について、また、淡野宏輔医師は「甲状腺結節の経過観察中に甲状腺機能亢進となりMarine-Lenhart症候群が疑われた1例」について発表しました。学会は、日本国内のみならず、海外からも参加者があり、大変盛んに甲状腺疾患に関する様々な情報の交換が行われました。

隈病院ニュース