connection-min

医師と患者の皆様との関係をより良くするために

診療にあたり、医療者は患者様へ、受ける治療内容の方法や意味、効果、危険性、その後の予想や治療にかかる費用などについて、十分にかつ分かりやすく説明し、そのうえで治療の同意を得るインフォームド・コンセント(説明と同意)を行います。 当院では、診断名、治療法、今後の見通しについて、はっきりありのまま告げる方針にしています。患者様ご自身が本当のことを知って治療を受けられることが大切だと考えるからです。

インフォームド・コンセントには「患者様ご自身が治療方針をきめる」という大切なポイントがあります。医療の主役は患者といわれても、医師とのコミュニケーションに慣れていないし、病気のときは誰でも混乱していて、落ち着いて説明をうけたり、自分で判断をしたりするのは難しいことです。

「自分で決める」といっても不安なのが普通です。ひとりで悩んでいても、不安が募るばかりで、問題は一向に解決しません。必要だと思ったら、家族や信頼できる友人の方も、診察室に一緒に入っていただいてかまいません。説明を聞いてもらい、相談にのってもらうと良いでしょう。周りに相談できる方がいない場合は、3Fに設置しております医療相談室もどうぞご利用ください。毎月第3土曜日にはボランティア主催の隈病院おしゃべり会も開催しています。おしゃべり会は隈病院にかかられている患者の皆様、そのご家族の方の交流の場です。

 

いくつかの情報を見比べて迷ったときも、誰かに相談することが大切です。考えを整理することで医師にご自分のことを伝えやすくなり、医師からの説明も理解しやすくなります。相談をするということは、治療法を自分で選択するための、納得して治療を受けるための大事なプロセスだと考えます。

診察の時には緊張してしまい、伝えたいことが思い浮かばないということはよくあることです。メモにまとめることにより、自分の体調や病状の変化に気づきやすくなり、疑問に感じていることも明らかになるという利点もあります。体や病気に対する理解をおのずと深め、治療に参加する意欲を育むことにもつながるためおすすめです。メモしていたご自身の健康に関する情報を医師に伝えてください。

わからないことがあれば遠慮なく何でも聞いてください。専門用語がでてきたら、その場その場で質問してください。どんな治療法なのか、納得のいくまで説明いたします。手術の説明など専門的な内容は、一度聞いたくらいではなかなか理解できないものです。このような場合には、メモをとっていただいてもかまいません。先が長くても治療の見通しが立っていれば、不安にならずに、自分が何をするべきかよくわかるからです。

安全でよりよい医療を実現するためには、医療従事者だけではなく患者様ご自身のご協力が不可欠です。患者様と医療従事者の二人三脚で、一緒に病気に取り組んでいきましょう。

医療相談室について

隈病院おしゃべり会について