2020.04.26

超音波検査 (ちょうおんぱけんさ)

超音波は母体内の赤ちゃんの観察に用いられるほど安全な検査です。
 
甲状腺でも同様で、当院では外来での様々な甲状腺疾患のスクリーニング検査の主力のひとつになっています。甲状腺の大きさ、しこりの存在の有無とその性状、リンパ節の腫大の有無などが分かります。
超音波を用いるのでレントゲンと異なり被爆せず、ゼリーを塗った探触子を体表で滑らすだけなので、痛み等を伴うこともありません。
 
初診の患者様のほとんどにこの超音波検査を行っています。超音波だけでしこりの良悪性の確定診断を行うことは困難ですが、ある程度の質的診断(良悪性の鑑別)が可能です。また、触知できない小さい病変や、しこりの大きさの変化を比較するのにも有用です。検査時間は甲状腺で約10分、乳腺で15分程度です。
 
当院では、超音波装置は現在8台あり、超音波学会の指導医がいます。
超音波検査で結節の良悪性の鑑別が可能ですが、これだけでは確定診断はできないので、当院では細胞診を併用しています。また甲状腺の体積測定もできます。甲状腺の炎症の診断もある程度可能です。

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