橋本病の急性増悪(ぞうあく) (はしもとびょうのきゅうせいぞうあく)
橋本病の急性増悪とは
橋本病の急性増悪は、橋本病に甲状腺の痛みや発熱を伴う稀な病気です。甲状腺の痛みや発熱を伴う代表的な病気の「亜急性甲状腺炎」は、橋本病の急性増悪とよく似ています。
橋本病の急性増悪の特徴(亜急性甲状腺炎との違い)
・甲状腺自己抗体(抗 Tg 抗体、抗 TPO 抗体)の値がとても高い・甲状腺機能低下症になることが多い
・痛みの部位が移動しない
・薬を減らしたり中止したりした時に再発することが多い
治療
痛みや発熱に対して、抗炎症薬や副腎皮質ステロイド薬を投与します。薬が中止できず、手術(甲状腺切除)が必要となる場合もあります。
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