2021.09.25

バセドウ病の原因 (ばせどうびょうのげんいん)

  • ストレス
  • バセドウ病
  • 原因
  • 甲状腺ホルモン
バセドウ病は自己免疫疾患のひとつで、本来は自分の体を細菌やウイルスから守る役目である免疫が、自らの臓器や細胞を標的にしてしまい起こる病気です。通常、下垂体から分泌される甲状腺刺激ホルモン(TSH)が、甲状腺ろ胞細胞のTSH受容体を刺激することによって甲状腺ホルモン(T4, T3)が分泌されています。
バセドウ病は、このTSH受容体に対する自己抗体(TSH受容体抗体;TRAb)が体内でリンパ球から作られてTSH受容体を刺激し続け、甲状腺ホルモン(T4, T3)が過剰に産生・分泌されることによって起こる病気です。過剰に分泌された甲状腺ホルモン(T4, T3)は、下垂体にネガティブフィードバック作用をし、TSH分泌は低下します。

TRAbが作られる原因は分かっていませんが、バセドウ病になりやすい体質を持っている人が、ウイルス感染や強いストレス、妊娠・出産などをきっかけとして起こるのではないかと考えられています。