2019.05.20

第92回日本内分泌学会学術総会学会報告

2019年5月9日〜11日に宮城県仙台市で開催された第92回日本内分泌学会学術総会に隈病院の多数の医師が参加しました。シンポジウムでは、廣川満良医師が甲状腺細胞診報告様式ベセスダ第2版の改訂点について講演を行いました。中村友彦医師は、International SessionであるMeet the Professor 2において「”Ultrasound Classification of Thyroid Nodules” and NIFTP at Kuma Hospital」について英語で講演を行いました。口演発表では、深田修司医師が術後残存甲状腺の増大に対してRI内用療法が著効したTg遺伝子異常症の1例について発表しました。西原永潤医師は亜急性甲状腺炎(SAT)発症後の超音波所見、抗甲状腺自己抗体の経時的変化と甲状腺機能異常の関連性について発表しました。工藤工医師は、甲状腺髄様癌手術後、長期経過観察例におけるDoubling Rate(Doubling Timeの逆数)の変化の検討について発表しました。笠原俊彦医師は、TPO遺伝子異常症による甲状腺腫大に対してTSH値の軽度抑制が著効した1例について発表しました。中村友彦医師は、Tg高値によるエクルーシス試薬Anti-Tgの偽陽性についての検討について発表しました。髙坂和芳医師は、甲状腺硝子化索状腫瘍をどう取り扱うか?83例の経験からの提言について発表しました。ポスター発表では、淡野宏輔医師が、Marine-Lenhart症候群34例の治療法と経過の比較検討について発表しました。また、川﨑元樹医師は潜在性甲状腺機能亢進症を呈するTMNGの診断における、SPECT併用放射性ヨウ素シンチグラフィの有用性の検討について発表しました。学会は、日本国内のみならず、海外からも参加者があり、大変盛んに内分泌代謝疾患に関する様々な情報の交換が行われました。

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