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2019.08.26

第20回国際内分泌外科学会(International Association of Endocrine Surgeons, IAES)で発表

8月11日〜15日にポーランド、クラクフで万国外科学会とともに開催された第20回国際内分泌外科学会( International Association of Endocrine Surgeons, IAES )において当院臨床試験管理科科長伊藤康弘と病理診断科医長林俊哲が口演しました。伊藤は最近改訂された第8版TNM 病期分類の腫瘍の進行度を示すT分類に甲状腺外進展度に応じて少し見直しを加え、リンパ節転移分類であるN分類に大きさ(3cmを区切り)による分類を追加すると甲状腺癌患者の予後をより正確に予測できることを口演し、大きい反響がありました。伊藤はさらにポスター発表も行いました。林は甲状腺癌の穿刺吸引細胞診後の穿刺経路再発をまとめて報告しました。甲状腺腫瘍の診断には穿刺吸引細胞診が必要不可欠ですが、希ではあるが穿刺の経路に癌の再発が起こることがあります。癌の原発巣、リンパ節転移巣の穿刺後の累積穿刺経路再発率を乳頭癌と濾胞癌に分けて明らかにし、穿刺経路再発そのものは局所手術で容易に対応できるが、このような患者は遠隔転移率や癌による死亡率が高いことを明らかにし、この報告は高く評価されました。

クラクフは中世のヨーロッパの雰囲気が良く保存されている美しい都市であり、ここにあるヤギロニアン大学は14世紀に創立されたヨーロッパで最も古い大学の一つです。地動説を初めて唱えたコペルニクスはこの大学を出ています。大学の一部はその長い歴史を保存した博物館になっており、英国のエリザベス女王や我が国の上皇ご夫妻も訪問しています。この歴史ある会議室でサテライトシンポジウムが開催され当院院長宮内昭も招待され参加しました。

口演する林俊哲医師

口演する林俊哲医師

口演する伊藤康弘医師

口演する伊藤康弘医師

歴史ある会議室でのサテライトシンポジウム

歴史ある会議室でのサテライトシンポジウム

 

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