お知らせ
2025.07.04(金)
その他病院見学・研修のためベトナムから病理医2名を受け入れました
2025年4月から約3か月間、ベトナムのホーチミン・オンコロジー・ホスピタル(Ho Chi Minh City Oncology Hospital:ホーチミン市がん病院)から、2名の病理医が病院見学と研修のため滞在し、6月26日に帰国の途につきました。
両医師は、当院の甲状腺診療における細胞診や病理診断を学ぶため来日し、病理診断科で同分野に関する知識やスキルの向上に努めました。
両医師は、当院の甲状腺診療における細胞診や病理診断を学ぶため来日し、病理診断科で同分野に関する知識やスキルの向上に努めました。

ベトナム人病理医2名(中央)と研修を受け入れた当院病理診断科
インタビュー
Q1. 見学の目的はなんですか?
甲状腺細胞診と病理学の経験を積み、甲状腺専門の隈病院にて、その業務の流れや独自の取組みについて学ぶことを目的に、受入れていただきました。
Q2. 特に印象に残っていることはありますか?
隈病院の病理部門は、とても進んでいると感じました。他の医療施設に比べれば小さなチームでありながら、その効率性と専門性が際立っており、業務の流れもスムーズで非常に生産的です。
特に細胞診と病理診断の技術には魅了されました。観察するだけでも、多くのことを学べたと実感しています。特に、ホルマリン注入技術は印象的で、これまでに見たことがない、とても洗練され実用的な方法なので、帰国後に試してみたいと思っています。
また、研修中に教えていただいた多数の希少な症例も興味深く、素晴らしかったです。技術面だけでなく、より多角的かつ鋭い視点で物事を見る方法を学んだ気がします。この経験は間違いなく私の財産になると確信しています。
Q3. 隈病院で働く職員の印象はいかがですか?
スタッフの皆さんは非常にプロフェッショナルで、さらにとても温かく親切でした。滞在中、病理診断科のチーム全体が、寛大で思いやりを持って接してくださったおかげで、多くのことを学ぶことができました。彼らはいつも積極的に教えてくれて、質問にも忍耐強く答え、知識を惜しみなく共有してくれました。
病理診断科の皆さんが、最初から家族の一員として迎え入れてくれて、彼らがいつも温かく親切にサポートしてくれたことに深く感謝しています。
Q4. 今回の学びを、帰国後どのように活かせそうですか?
まずは、学んだことをプレゼンテーションや討論会を通じて、同僚と共有するつもりです。特にホルマリン注入技術や免疫細胞化学の技術を私たちの病院でも取り入れたいと意気込んでいます。
希少で通常は鑑別困難な症例に触れることができたこと、そして隈病院スタッフの指導によって有益な洞察を得られたことで理解が大いに深まり、今後の診療で、より正確かつ効率的な判断に活かすことができると確信しています。
甲状腺細胞診と病理学の経験を積み、甲状腺専門の隈病院にて、その業務の流れや独自の取組みについて学ぶことを目的に、受入れていただきました。
Q2. 特に印象に残っていることはありますか?
隈病院の病理部門は、とても進んでいると感じました。他の医療施設に比べれば小さなチームでありながら、その効率性と専門性が際立っており、業務の流れもスムーズで非常に生産的です。
特に細胞診と病理診断の技術には魅了されました。観察するだけでも、多くのことを学べたと実感しています。特に、ホルマリン注入技術は印象的で、これまでに見たことがない、とても洗練され実用的な方法なので、帰国後に試してみたいと思っています。
また、研修中に教えていただいた多数の希少な症例も興味深く、素晴らしかったです。技術面だけでなく、より多角的かつ鋭い視点で物事を見る方法を学んだ気がします。この経験は間違いなく私の財産になると確信しています。
Q3. 隈病院で働く職員の印象はいかがですか?
スタッフの皆さんは非常にプロフェッショナルで、さらにとても温かく親切でした。滞在中、病理診断科のチーム全体が、寛大で思いやりを持って接してくださったおかげで、多くのことを学ぶことができました。彼らはいつも積極的に教えてくれて、質問にも忍耐強く答え、知識を惜しみなく共有してくれました。
病理診断科の皆さんが、最初から家族の一員として迎え入れてくれて、彼らがいつも温かく親切にサポートしてくれたことに深く感謝しています。
Q4. 今回の学びを、帰国後どのように活かせそうですか?
まずは、学んだことをプレゼンテーションや討論会を通じて、同僚と共有するつもりです。特にホルマリン注入技術や免疫細胞化学の技術を私たちの病院でも取り入れたいと意気込んでいます。
希少で通常は鑑別困難な症例に触れることができたこと、そして隈病院スタッフの指導によって有益な洞察を得られたことで理解が大いに深まり、今後の診療で、より正確かつ効率的な判断に活かすことができると確信しています。
インタビューの最後には、「忘れられない経験をありがとうございました。」と大きな笑顔で感謝のメッセージを寄せてくださいました。
両医師が当院で学んだ知見を活かし、日本・ベトナム両国の甲状腺医療の発展と友好の一助になることを願っています。
両医師が当院で学んだ知見を活かし、日本・ベトナム両国の甲状腺医療の発展と友好の一助になることを願っています。

滞在中サポートを担当した病理診断科 細胞検査士と笑顔で記念撮影しました