お知らせ
2025.07.16(水)
学術活動WCTC 2025に名誉院長宮内昭と外科顧問伊藤康弘が参加し講演しました
2025年7月9日〜12日に米国、ボストンにて開催されたWorld Congress on Thyroid Cancer 2025 (世界甲状腺癌会議)に当院名誉院長宮内昭と外科顧問伊藤康弘が参加しました。
宮内はInstructional Course(教育指導コース): 「上喉頭神経外枝と反回神経の損傷とそれに対する対応」において、当院で積極的に取り組んできた、反回神経の温存と切除を要した場合の反回神経再建法とその結果、および最近新たに開発した上喉頭神経切除に対する頸神経ワナ・上喉頭神経外枝吻合について講演し、これらの神経の温存と損傷した場合の対応について討議に参加しました。
この講演は大変好評で講演後に多くの質問がありました。
宮内はInstructional Course(教育指導コース): 「上喉頭神経外枝と反回神経の損傷とそれに対する対応」において、当院で積極的に取り組んできた、反回神経の温存と切除を要した場合の反回神経再建法とその結果、および最近新たに開発した上喉頭神経切除に対する頸神経ワナ・上喉頭神経外枝吻合について講演し、これらの神経の温存と損傷した場合の対応について討議に参加しました。
この講演は大変好評で講演後に多くの質問がありました。

宮内はさらに、「低リスク甲状腺癌に対する取扱と積極的経過観察」に関する討議にも参加し、隈病院で行っているリスクに応じた甲状腺の切除範囲の選択、術後放射性ヨウ素内用療法の適応、甲状腺ホルモンの補充方法などについて説明しました。
隈病院で1993年から世界で初めて取り組んできた甲状腺微小乳頭癌の積極的経過観察が世界的に広く認められるようになってきていました。
隈病院で1993年から世界で初めて取り組んできた甲状腺微小乳頭癌の積極的経過観察が世界的に広く認められるようになってきていました。

伊藤は前日に開催されたJapan Sessionにおいて隈病院で行ってきた低リスク甲状腺癌に対する手術方法や積極的経過観察とその結果について講演し、司会も務めました。

今回の会議は2年前のロンドンでの会議よりも参加者が多く、日本からも20名以上の参加があり、大盛況でした。