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お知らせ

2026.03.03(火)

学術活動

北海道第35回細胞診従事者講習会にて病理診断科 廣川満良医師が講演・指導を担当

2026年3月1日(日)、札幌医科大学 臨床教育研究棟にて開催された「第35回 細胞診従事者講習会」に、当院 病理診断科科長の廣川満良医師が参加し、講演・パネルディスカッションコメンテーター・ハンズオン指導を担当しました。
北海道の医療者の皆さまと「ともに学ぶ」機会となり、細胞診技術の向上に向けた活発な交流が行われました。

■甲状腺診断の最新知見を共有
シンポジウム「甲状腺診断への確実なアプローチを追究する ― 穿刺標本作製と診断精度向上への取り組み ―」にて廣川医師は、「甲状腺細胞診が導く治療方針の羅針盤 ― Bethesda分類の改訂と本邦での現状 ―」と題して講演を行いました。改訂された Bethesda 分類のポイント、日本での運用状況、診断から治療方針決定までの流れを整理し、参加者の皆さまと実践的な視点を共有しました。

■各施設の工夫を持ち寄るパネルディスカッション
「甲状腺穿刺標本の作製の現状 ― 各施設の工夫と課題」と題したパネルディスカッションでは、廣川医師がコメンテーターとして参加し、北海道の各施設が抱える課題や工夫について意見交換が行われました。標本作製の質向上に向けた取り組みや、日常業務での悩みなど、現場のリアルな声が集まり、互いに学び合う有意義な時間となりました。

■実技を通して学ぶ塗抹法ハンズオン
休憩時間には、模擬検体を用いた「 甲状腺穿刺検体における塗抹法のハンズオン」 が実施され、廣川医師が指導を担当しました。参加者は実際に手技を体験しながら、標本作製の基本から注意点までを確認し、明日からの業務に活かせる実践的な学びを深めました。

今回の講習会は、北海道の医療者が集い、細胞診の技術と知識を高め合う貴重な場となりました。
隈病院は今後も、学術活動や教育活動を通じて、甲状腺診療の発展に寄与してまいります。

(講演をする病理診断科科長 廣川満良医師)