患者さんの健康チェック

食事を大切に思う病院だから、
献立作りや調理も楽しい

料理好きだったことから管理栄養士をめざす。新卒でグループ法人が運営する老人ホーム施設へ入職し、系列の病院勤務を経て個人病院へ転職。調理を2年経験した後、管理栄養士の任に就き、トータル5年勤めた。子どもが生まれたことをきっかけに隈病院へ。入職後は調理師を3年、管理栄養士として3年間勤め、現在は栄養科主任として若手育成にも尽力している。

管理栄養士
調理師
2016 年入職 M・H さん

インタビュー

隈病院を選んだ理由を教えてください。

もともと個人病院で管理栄養士をしていましたが、収入面で不安があり、子どもが生まれるのを機に転職を決意。将来設計が描ける収入と、家族との時間を確保できる職場を探していました。その中でも、「おいしい食事を大事にする病院」が理想と考えていたところ、隈病院に出会ったのです。当院では『安全で美味しい食事を提供する』事を基本方針としています。例えば冷凍加工品をほとんど使わず、魚も鮮魚店から仕入れ、出汁もきちんとひいています。料理が好きでこの世界に入った自分にとっても、腕の発揮しがいがある職場だと思いました。

実際に働いてみて、いかがですか。

まず隅々まで清掃が行き渡った建物の清潔感に驚きました。厨房内も月2回、外部清掃が入るため、衛生的な環境で仕事ができます。そして厨房は8階にあり、神戸の景色を一望できるためとても気持ちいいです。厨房設備や器具も綺麗に取り扱っており食事の質へのこだわりだけでなく、安全面や衛生的な調理環境も重要視している姿勢を感じました。その他にも新人教育のための作業マニュアルの整備や、教育担当の先輩が1対1で指導する方法をとっているため、病院給食での勤務が初めてでも安心して働けます。

隈病院のメリット・デメリットは?

栄養科は『美味しいものを作りたい!』という同じ想いを持った仲間の集まり。常に上を目指し、新しい事へ挑戦する機会も多いので、そこが栄養科の強みであり、メリットであると感じています。調理師と協同して献立作成や調理方法を立案し、進めていくことは非常にやりがいがあり、調理が好きな方にとってとてもいい環境です。また講習会等の参加費や交通費をサポートしてくれる資金補助制度があります。調理技術向上の一環として【専門調理師】の取得を推奨しており、受験希望者へのサポート体制も整っています。
デメリットとしては、当院へ入院される方のほとんどがオペ後1週間で退院されるため、医療チームで連携して栄養管理を行うNSTに興味がある管理栄養士には少し物足りないかもしれません。

現在の働き方や入職前からの変化について。

前職では人員に余裕がなかったため、休みも取りづらく慌ただしい職場環境でした。今は急な休みがあった際も栄養科内で協力し合えるシフト体制が取れており、残業時間も少なく家族との時間もぐんと増えました。また外部の講習会への資金補助制度が充実しているため、臨床系の講習会や調理セミナーへ気軽に参加できています。おかげで【専門調理師】【健康運動指導士】の資格を取得することができました。隈病院に入職してから家庭と仕事のバランスが取れているので、充実した日々を過ごせています。

08:00
入院患者の情報と献立内容の確認
08:30
保育園食の調理開始
10:00
栄養科ミーティング、事務作業
納品された食材の検品
11:00
保育園へ出発&盛りつけ開始
11:40
翌日の入院リストをチェック
12:00
休憩(1時間)
13:00
保育園の食器回収
翌日、翌々日の献立チェック(アレルギー確認など)
14:30
事務作業(伝票整理など)
患者食・職員・保育園の献立作成等
16:30
退勤