

バセドウ病の原因 (ばせどうびょうのげんいん)
バセドウ病は、このTSH受容体に対する自己抗体(TSH受容体抗体;TRAb)が体内でリンパ球から作られてTSH受容体を刺激し続け、甲状腺ホルモン(T4, T3)が過剰に産生・分泌されることによって起こる病気です。過剰に分泌された甲状腺ホルモン(T4, T3)は、下垂体にネガティブフィードバック作用をし、TSH分泌は低下します。
TRAbが作られる原因は分かっていませんが、バセドウ病になりやすい体質を持っている人が、ウイルス感染や強いストレス、妊娠・出産などをきっかけとして起こるのではないかと考えられています。
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