2025年6月4日〜7日に第98回日本内分泌学会学術総会が、千葉県千葉市幕張メッセで開催され、隈病院の医師が多数参加しました。

シンポジウムとしては、
内科科長の伊藤充医師は｢潜在性甲状腺機能亢進症の診断と治療｣について講演しました。
内科医長の久門真子医師は、｢妊娠期の甲状腺疾患の治療｣について講演しました。

口演発表では、
内科副科長の西原永潤医師が、「日常診療で遭遇する潜在性甲状腺機能低下症1948名における、マクロTSHの頻度とその特徴」について発表しました。
内科の古村芳樹医師は「CHNG3の3家系の臨床像」について発表しました。
内科の今村千佐子医師は「新生児期に中枢性甲状腺機能低下症を疑う検査所見を呈した新規TBG欠損症 (c.1175-1177delTGT)の1家系」について発表しました。
内科の宮村慧太郞医師は「バセドウ病治療における抗甲状腺薬の最少維持量が再燃リスクに与える影響」について発表しました。

ポスター発表としては、
内科顧問の深田修司医師が、「2種の異なるアッセイ系で，一時的に血清FT3が，それぞれ偽高値，偽低値を呈した１症例」について発表しました。
内科の門野至医師は、「破壊性甲状腺炎後の甲状腺機能低下症に対するリオチロニンの使用成績」について発表しました。
内科の柵木健吾医師は、「RET遺伝子変異によると考えられる両側性褐色細胞腫の母娘例」について発表しました。

学会は、多数の参加者があり、活発に内分泌疾患に関する様々な情報の交換が行われました。