お知らせ
2025.09.19(金)
学術活動第15回副甲状腺機能亢進症に対するPTx研究会学術集会 参加報告
2025年9月13日、「第15回 副甲状腺機能亢進症に対するPTx研究会学術集会」が、九州大学医学部百年記念講堂にて開催されました。
今年は、世界で初めて副甲状腺の手術がウィーンの外科医Felix Mandlによって行われてから100年の節目にあたり、「副甲状腺外科、次の100年に向けて」というテーマで、活発な討論が行われました。当院からも3名の医師が発表いたしました。
今年は、世界で初めて副甲状腺の手術がウィーンの外科医Felix Mandlによって行われてから100年の節目にあたり、「副甲状腺外科、次の100年に向けて」というテーマで、活発な討論が行われました。当院からも3名の医師が発表いたしました。
「PTx」とは
「副甲状腺摘出術(Parathyroidectomy)」の略語です。
副甲状腺機能亢進症の治療として、過剰に副甲状腺ホルモンを分泌している腫大した病的副甲状腺を摘出する手術のことを指します。
院長補佐 宮章博医師
「若年発症で単腺腫大の原発性副甲状腺機能亢進症に対する診療」
頭頸部外科 足立詩織医師
「Focused approach後、入院中に再手術を行い治癒した多腺腫大を伴う原発性副甲状腺機能亢進症の1例」
【シンポジウム】
外科副科長 舛岡裕雄医師
「当院における二次性副甲状腺機能亢進症に対する副甲状腺全摘+前腕筋肉内自家移植術の手術成績」
副甲状腺は体の中で最も小さい臓器ですが、カルシウム代謝を調節する重要な役割を担っています。
今回の学術集会では、この小さな臓器について、これからの医療を見据えた大変密度の濃い議論が交わされました。
今回の学術集会では、この小さな臓器について、これからの医療を見据えた大変密度の濃い議論が交わされました。

シンポジウムで発表する舛岡外科副科長