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2022.08.23(火)学術活動

国際内分泌外科学会・万国外科学会の報告

国際内分泌外科学会(IAES)が万国外科学会(ISS/SIC)とともに8月15日から18日にオーストリアのウィーン市のホフブルグ宮殿にてInternational Surgical Week 2022として開催されました。

本来は2021年にマレーシアのクアラルンプールで開催の予定でしたが、新型コロナ感染症のため1年延期となり、開催地をウィーンに変更しての開催となりました。まだまだ、コロナ感染症がはびこっており、ロシアのウクライナ侵攻という困難な状況下でしたが、学会そのものは大成功でした。

当院名誉院長宮内 昭は2019年からIAESのPresidentであり、本来は任期が2年でしたが、コロナのためPresidentを3年間勤めました。
Presidentの仕事の一つはこの学会の最も重要なPeter Heimann Lectureの演者を選ぶことです。今回は、長崎大学名誉教授・福島医科大学副学長・国立放射線医学研究所所長の山下俊一教授に「甲状腺癌と核被爆」の講演をお願いし、講演内容は聴衆の会員から高く評価されました(写真1)。

隈病院からは治験臨床試験管理科の伊藤康弘先生が口演、外科の藤島成先生と頭頸部外科の佐々木崇博先生がポスター発表であり、いずれも当院にて世界で初めて取り組んだ甲状腺微小乳頭癌の積極的経過観察について発表し、大きい反響がありました(写真2)。
佐々木先生は子供さんの体調不良のため現地参加はできませんでしたがポスター発表は行われました。

宮内名誉院長はPresidentとしての、もう一つの大きい仕事であるPresidential Addressでは、紹介を日本医科大学内分泌外科教授杉谷巌先生(写真3)にお願いし、“Chronology of Thyroid Cancer”の講演を行い、癌のある時点での評価ではなく、時間経過として判断することが重要であることを、ダブリングタイムやダブリングレートなどを使って講演しました(写真4)。
講演内容は国際内分泌外科学会会員が余り聞いたことがないやや難しい内容であったので、聴衆の反応が懸念されましたが、講演が終わるやいなや全員総立ちのstanding ovationとなり、大変高く評価されました(写真5)。

IAESの晩餐会では宮内から次期Presidentのスエーデン、カロリンスカ・インスティテュートのZedenius教授にPresidential medallionが移譲されました(写真6)。
なお、IAESは万国外科学会(ISS/SIC)とともに開催されましたが、宮内名誉院長はISS/SICのFISS: Fellow of the International Society of Surgeryという名誉ある特別会員に選出されました(写真7)。この様に隈病院での日頃の取り組みが国際学会において高く評価されたのは大変喜ばしいことです。

写真1:Peter Heimann講演の山下教授(右)と紹介した宮内名誉院長

写真2:隈病院から参加の伊藤康弘先生、藤島成先生、宮内名誉院長(右から)

写真3:右が杉谷巌教授、左が山下俊一教授

写真4:Presidential Addressの講演をする宮内名誉院長

写真5:Presidential Addressの後のstanding ovation

写真6:次期President Zedenius教授へのPresidential medallionの移譲

写真7:名誉院長宮内がFISS特別会員に選出さる

KUMA HOSPITAL

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