2024.11.12(火)学術活動
第52回日本乳腺甲状腺超音波医学会学術集会の参加報告
2024年11月9・10日、札幌医科大学教育研究棟にて第52回日本乳腺甲状腺超音波医学会学術集会が開催されました。当院からは医師1名、超音波技師3名が参加し、発表を行いました。
病理診断科の廣川満良医師は、甲状腺超音波ガイド下穿刺診断専門資格認定・教育セミナーにおいて、「甲状腺細胞診の報告様式:欧米と日本の違いから見えてくる超音波検査の重要性」と題して講演しました。御領里絵超音波技師は、「良性結節経過観察中に新規に発症したびまん性硬化型乳頭癌2例の経時的超音波所見」を発表し、藤本智子超音波技師は「副甲状腺腺腫内の脂肪細胞が超音波像に与える影響」を、宮本智子超音波技師は「節外浸潤を伴う甲状腺乳頭癌リンパ節転移を示唆する超音波所見」を報告しました。いずれの発表も多くの質問やコメントが寄せられ、出席者の注目を集める内容でした。
また、宮本智子超音波技師は「Meet the Expert甲状腺」にてコメンテーターを務め、藤本智子・御領里絵超音波技師は初心者向け超音波ハンズオンセミナー(甲状腺領域)で講師を担当しました。
写真1 発表中の御領里絵超音波技師
写真2 発表中の宮本智子超音波技師