2024.11.14(木)その他
新田看護本部長が神戸大学同窓会会長賞を受賞
隈病院看護本部長の新田看護師が、母校である神戸大学医学部保健学会同窓会 就進会の会長賞を受賞しました。
同賞は、①各専門分野で高い社会的評価を受けた、もしくは②顕著な社会的貢献が認められた卒業生が推薦によって選ばれるそうです。
受賞の嬉しい声を皆様にお届けすべく、新田本部長にインタビューを行ないました。
Q. 看護師を目指されたきっかけは?
A. 中学から憧れていた看護師という仕事
中学生の時から看護師という仕事に憧れていました。ありきたりかもしれませんが、人の役に立てる仕事をしたかった。学生当時を振り返ると、どうしても看護師になりたくてとても熱心に勉強していました。いつも授業では大教室の一番前に座っていたのを覚えています。
Q. 受賞して、今のお気持ちはいかがですか?
A. 娘が背中を押してくれました
この年齢になって、表彰状をもらえるという機会はなかなかないことなので、とても嬉しいです。表彰式のご案内を受け取った当初は、業務も一番立て込んでいる時期だったので、実はお断りしようと考えていました。ですが、娘が「こんなことは滅多にない、とても名誉なことなのだから、絶対に出席するべき」と。歴代受賞者は偉大な先輩方ばかりで、あの時背中を押してくれた娘に感謝です。
Q. 今回、受賞に至った理由は?
A. 10年間、隈病院看護本部長を務めてきました
あくまでも私自身の想像ですが、当院でこれまで10年間看護本部長を務めてきたことが評価されたのだと感じています。様々な事情で看護師を続けられなかった同世代がたくさんいますし、今でもこの仕事を継続できているのは、簡単なことではないと思います。
Q. 看護本部長として意識していることは?
A. 職員が気持ちよく働けるための調整役
職員みんなが気持ちよく働けることが一番で、そのための調整が私の仕事です。本部長として、現場がスムーズに動けるように、日々調整の毎日ですね。看護の現場に立つ機会が減ってしまったことはすごく寂しいので、実はたまに外来へ顔を出すようにしています。長く通院してくださっている患者さんと偶然お会いした時には、患者さんの喜んでくださる表情につられて私も気持ちが盛り上がってしまいます。長く相談業務に携わっていたのですが、その時一度だけお話したことのある患者さんが「新田さんはまだこちらにおられますか」と聞いてくださったと伺ったときは、とてもうれしかったですね。
Q. 看護師を目指す方へのメッセージ
A. 思い切って飛び込んできてください!
看護師は、体力的にも精神的にもつらい部分があると不安に思っている人も多いと思いますが、想像しているよりもずっと楽しくやりがいの感じられる仕事です。同僚からのサポート体制や教育体制など温かく受け入れる準備を整えていますので、ぜひ思い切って飛び込んでみてください!