2021.08.15

バセドウ病は完治する? (ばせどうびょうはかんちする?)

  • アイソトープ療法
  • バセドウ病
  • ヨウ素
  • 甲状腺の病気の治療
  • 甲状腺ホルモン

バセドウ病治療のゴールとなる「寛解(かんかい)」の理解

結論からお伝えしますと、バセドウ病治療に「完治」というゴールはありません。薬の投与がなくても甲状腺機能が正常化し、症状が無くなることを「寛解(かんかい)」と言い、バセドウ病治療ではこの寛解を目標に治療が行われます。
バセドウ病に対して、抗甲状腺薬による治療や放射性ヨウ素内用療法(アイソトープ治療)がうまくいけば、薬を飲む必要がなくなる患者さんは一定数います。しかし、そのような場合でもしばらく経過してから、バセドウ病が再発することがあります。
つまり、甲状腺が残っている限り再発のリスクは残ると言えます。そのため、内服の治療がなくなっても、定期的に再発をしていないかの経過観察は必要となります。
 
手術で甲状腺を全部摘出した場合には再発はしませんが、この場合は甲状腺ホルモンを補う甲状腺ホルモン剤を一生涯内服する必要があります。
 
バセドウ病は治療を適切に行えば、甲状腺中毒症の症状はなくなり、運動制限も特になく、健康な時と同じような生活が過ごせますので、症状がなくなることを目標に治療していくことになります。

具体的な治療内容について

具体的な治療内容については、下記の記事などに記載をしておりますので、ぜひ合わせてお読みください。


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