インタビュー

頼れる先輩医師に志の高いスタッフたち。ここには想像以上の環境がある

アメリカの大学を卒業後、医師を目指して日本の医学部に編入

私は高校卒業後に渡米し、アメリカの大学を卒業しています。アメリカの大学は、幅広い分野の授業を受けて単位を取らなくては卒業できないため、専攻である生物学関連の授業以外にもさまざまな授業を受けていました。その一環で、病院などでのボランティア活動に携わるうちに、医師になりたいという気持ちが強くなりました。
いざ医師になりたいと考えたとき、大学に入学するまでは日本の学校で教育を受けていたので、自分が一番得意な言語で働きたいと思い、帰国して北海道大学医学部に学士編入しました。
北海道大学を卒業してからは、長野県の佐久市立国保浅間総合病院や、東京大学医学部附属病院などで経験を積みました。そして千葉大学の内分泌代謝・血液・老年内科学教室に入局。さまざまな関連病院で経験を積み、一般社団法人日本内分泌学会認定の内分泌代謝科専門医と一般社団法人日本糖尿病学会認定の糖尿病専門医も取得しました。

臨床とともに研究もできる環境に惹かれて

幅広く経験を積んでいくなかで、内分泌の分野でも特に甲状腺疾患に興味を持つようになりました。実は隈病院のことは詳しく知らなかったのですが、隈病院のホームページを見て、甲状腺疾患の診療をしっかりできて、なおかつ研究もできる魅力的な場所だと感じました。甲状腺を極めることができて、論文執筆や学会発表のチャンスも豊富にあるように思え、実際に見学すると雰囲気も非常によかったので、入職することに決めました。

頼れる先輩医師に、いつでも質問できるありがたい環境

実際に入職すると、想像以上に素晴らしい環境だと感じました。まず、ここには先輩医師にいつでも質問できる環境があります。たとえば、外来で困っていたら先輩方が「どうした?」とすぐに聞いてくださいます。どんな質問をしても嫌な顔をすることなく、すぐに答えてくださいますし、その答えも的確だと感じるものばかりです。「自分で勝手に判断せずに、困ったら聞いてほしい」と言ってくださるので、こちらも質問しやすいです。
内分泌の分野は、経験から学ぶことも多いと思っています。「この検査結果なら、こうする」という明確な決まりがあるわけではなく、これまでの経過など個別の事情も考慮して、症例ごとに判断しなければなりません。多種多様な症例を診てきた先輩医師のもとで日々臨床経験を積むことができ、恵まれているなと感じます。
また、隈病院には、外科や病理診断科などほかの診療科との垣根が非常に低いという特徴があります。実際に、病理診断科の先生が「いつでも来ていいよ」と言ってくださったり、外科の先生が「手術を見学に来ていいよ」と声をかけてくださったりします。私は内科の医師ですが、外科や病理など内科以外の知識もあるほうがよりよい診療につながるので、ありがたい環境です。
また、診療科同士の連携がしっかりとなされているので、1つの症例の流れを把握できる点も魅力的だと思います。

医師以外のスタッフも皆学ぶ意識が高い

隈病院では医師だけではなく、ほかの職種のスタッフも学ぶ意識が高くて驚きます。たとえば、担当する患者さんの検査値について、検査室のスタッフが文献を読んで調べてくれたことがありました。エコーの所見について検査技師の方に質問した時には「昔のこういう症例と似ているから、こういうことじゃないですか」と、検査画像を使って資料を作ってくれたこともあります。
事務の方たちのサポートも手厚いです。ここまでサポートしてくださる事務スタッフはいないと思うほど、困っていたら必ず助けてくれます。医師に限らず隈病院で働くスタッフは皆、「この病院をよくしよう」という思いを持って働いていると感じます。

甲状腺の分野は奥深いから、さらに研鑽を積みたい

長年診療されている先輩方の意見を聞ける環境は貴重です。
甲状腺の分野は奥深く、まだまだ知らないことがたくさんあると感じています。このありがたい環境の中でさらに研鑽を積んで、自信を持って「これが私のスペシャリティです」と言えるものを磨いていきたいですね。

これからも、患者さんのためにステップアップしていく

今後のキャリアについてはまだ模索している部分はありますが、「こうありたい」と思う姿を目指していきたいと思っています。まずは臨床のスキルアップを第一の目標に、臨床の経験をさらに積んでいくつもりです。また、より良い臨床のために、幅広い経験や知識を得たいと考えています。たとえば、研究を通してその分野に詳しくなれば日々の臨床に生かすことができますし、病理を学べば病態を理解することにつながります。
私は、常に「自分が担当した患者さんを不幸にしたくない」という思いで、医師を続けてきました。これからも、患者さんたちがより良い医療を受けられるように、さらにステップアップしていきたいと思っています。

このインタビューのドクター

内科

内科 医師
出口 ハンナ医師

米国Pitzer Collegeを卒業後、北海道大学医学部へ編入。卒業後は佐久市立国保浅間総合病院や東京大学医学部附属病院を経て千葉大学内分泌代謝・血液・老年内科学教室に入局し、内分泌代謝疾患の診療に広く携わる。ウェブサイトから甲状腺専門病院である隈病院を知り、採用ページから直接応募。2021年に入職し、臨床のさらなるスキルアップを目標に日々患者さんと向き合う。

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